今更のネタだが、分割定期券について
どーも、hino88です。 みなさん、今日も全力で生きてますか?
今日は、雑学ネタです。
分割定期券とは?
分割定期券という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
普通であれば、「最寄り」の駅から「目的」の駅まで、一区間で定期券を購入すると思います。
それを途中の駅で、一旦区切って購入する裏技があります。
この方法を分割定期券と呼んでいる。
具体例を見てみる
具体例を見てみよう。
八王子の実家から、五反田にある会社に通勤する場合をイメージしてもらいたい。
東京近辺に住んでいない人は、ピンとこないかもしれないが、ご容赦を。
例) 八王子 〜 新宿 〜 五反田
通常 JR中央線本線で、八王子〜新宿まで乗車し、乗り継いで山手線で
新宿〜五反田で下車する。
6ヶ月定期で計算すると、104,330円となる。
しかし!
八王子〜新宿、新宿〜五反田と 2つの区間で購入すると、次の現象が生じる。
八王子〜新宿 6ヶ月定期代=69,560円
新宿〜五反田 6ヶ月定期代=25,290円
合計は、94,850円
分割前は、104,330円なので、その差が9,480円となり、約1万円の節約になるのだ。
えっ!なんで?
どういう理屈かというと、JRでは距離によって金額が決まっており、
10〜15kmでは〇〇円、15〜20kmでは△△円と、あるていど幅を持っている。
そのため、区間を区切ることで、距離が若干修正され安くなる。
ちょっと使うのに慣れが必要だが、分割するとどれくらいお得になるか、
距離算出と計算を行ってくれるウェブサイトがあるので、
以下にリンクを貼っておきます。
注意点
分割定期を購入する上で、気を付けておくべき注意点があります。
1. 払い戻しの際、手数料が2区分のため、2倍になる。
2.振替輸送を使えないケースが稀にある。
3.通勤定期のみで、通学定期には使えない。
4.磁気定期券では、3〜4区間まではできたようだが、IC定期券では2区間までしか分割できない。
5.最初の購入は、窓口でしかできない。
更新は、自動発券機で行うことができる。
最後に
あまり知られていない方法だが、
節約術として ひっそり使っている人はいると思います。
あと、最初に購入する際は、ちょっと勇気がいるかも!
最近は、コロナで在宅も増え、定期券を使うことが少なくなってきましたが、
知らなかった方は、ぜひ、試してみるといいかも!
では、またっ!