ドラクエ3のデバッグ
どーも、hino88です。 みなさん、今日も全力で生きてますか?
ドラクエのチーフプログラマーだった方が、ドラクエ3のプログラムを
デバッグするという動画が面白かったので、今回取り上げます。
ドラクエ3のデバッグ動画
Youtubeチャンネルの趣旨
基本はドラクエの開発秘話などを語っている動画が多いのですが、
その中でもドラクエ3のROMから逆アセンブルしてデバッグしている
ライブ動画が、非常に面白いです。
ドラクエ3にはROMが2種類ある
全く知りませんでしたが、ドラクエ3発売当初のバージョンと
その後にプログラムの不具合(バグ)を修正したバージョンがの
2つがあるようです。
動画では最初のバージョンをA、後のバージョンをBと呼び
その差は何かを、デバッグしながら見つけるというものです。
開発者なので、知ってるはずなのですが
大人数で開発しているので全てを把握していないのかもしれません。
もしくはだいぶ時間が経っているので忘れている?
まぁ第三者的な視点でデバッグしているので、視聴者と同じ目線となっているので
動画を見ていても違和感ないですけどね。
修正版のB版ROMにもバグがある
せっかく修正したのに、違うバグが挿入されているようです。
2つ目のコントローラーのAボタンを押しっぱなしにすると
モンスター(敵)に遭遇しない。
開発者が発売前に動作確認する際に入れたテスト用のコードを消すのを忘れて
製品として発売してしまったようです。
今だから笑えるかもしれませんが、間抜けなバグですね。
動画の中で、もう一人の開発担当者に電話してヘルプを求めているシーンがあるのですが、そこで、このバグを仕込んだのはどっちだと責任を押し付けあっているシーンが笑えます。
昔の開発環境は頭を使う必要があった
昔のプログラム開発は、現代のように大容量の小型コンピュータが無かったので、
いかに容量の少ないゲーム機に複雑な処理を入れ込むかが知恵を絞っていました。
動画の中で、プログラムの処理内容を説明されており、そのことがよくわかりました。
ちょっと教育番組っぽいともコメントされています。
捨てなければよかった
ドラクエ3とファミコンは当の昔に捨ててしまったので、今回のバグなどは試せませんが、残しておけばよかったと思ったりもします。
もし持っている人がいれば、試してみるのも面白いかもです!
では、またっ!